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■ 「国際交流のつどい」について

 我が大阪鶴見ロータリークラブは、1989年(平成元年)9月、「鶴見区民まつり」に初めて参加し、その翌年から、区民祭りの後の同日の夜に「国際交流のつどい」を始めています。昼間の区民まつりでは「国際交流コーナー」を設けて、そこでロータリアン、関西国際学友会日本語学校(現大阪日本語教育センター)の学生、青少年交換学生、ホストしている米山奨学生が共に働き、地域社会とのふれあいを深めてきました。そしてその日の夜には、昼のメンバーがそのまま「国際交流のつどい」の催しに出席しパーティを行うことを、伝統として23年間続けてきました。
 しかし本年からは、慣例となってきた趣向をがらりと変え、「国際交流のつどい」の催しを鶴見区民まつりの催しとは別な日に実施して、会員の労力と精神力を「国際交流のつどい」に集中させました。しかも催しの内容を大幅に改めました。今までは大阪日本語教育センターで行っていた日本語作文コンクールの表彰式を、同センターでは受賞者の発表式にとどめ、「国際交流のつどい」の場で受賞者13名の表彰式を実施すると共に、上級の最優秀賞作文を受賞者本人に読んでもらって、参加している青少年交換学生に日本語力の目標や励みにして貰いたいと思っています。
 その後のパーティをどのような内容にするかについても、新世代奉仕の視点を取り入れるために、ロータリアンとローテックスとが事前に綿密な打ち合わせを行いました。その結果、ローテックスの主導のもとに、青少年交換学生と大阪日本語教育センターの留学生が相協力して、得意なデザートを作ってパーティに供してくれると共に、国際交流が図れる催しをプロデュースしてくれます。こうした人たちのアイディアと努力によって、「国際交流のつどい」が従前とは趣が異なって、若者感覚に満ちた催しとなり、留学生だけでなく、ご参加いただいた皆様方全員に喜んでいただける催しとなることを期待しております。
 最後にこの催しを企画し実行してくださった関係者各位の皆様のご努力に感謝申し上げます。この催しによって、我が大阪鶴見ロータリークラブが誇りとしている「国際の鶴見」の名が、一層高められることを望んでおります。
 簡単ではございますが、私の会長挨拶とさせていただきます。